荷造りが終わって、ようやく一息ついたと思ったら、もう前日の夜。
「明日の引っ越し、準備できているかな」と不安になりながらも、体が疲れていて何もできない——そういう前日の夜って、なんとも言えない気持ちになりますよね。
この記事は、引っ越し前日を迎えた方に向けて書いています。
結論からお伝えすると、引っ越し前日に一番大切なのは「当日バッグを作ること」です。 引っ越しの荷物とは別に、当日から初日に使うものをひとつの袋にまとめておくだけで、翌日の焦りが大きく変わります。
引っ越し前日にやることと当日バッグの作り方
前日にやることは3つだけです。「残った荷造りの仕上げ・冷蔵庫の電源オフ・当日バッグを作る」。この3つができていれば、前日の準備は十分です。
前日になると「まだあれもできていない、これも終わっていない」と焦ってしまいがちです。でも実際には、前日にやることはそこまで多くありません。荷造りの大部分はすでに終わっているはずなので、残っているのは仕上げと確認作業がほとんどです。
前日にやることをシンプルに整理するとこうなります。
- 残った荷造りの仕上げ:毎日使っていたものを最後に詰める
- 冷蔵庫の電源を切る:引っ越し前日の夜には電源を切っておく必要がある
- 当日バッグを作る:翌日から初日に使うものをひとまとめにする
この3つをこなしておけば、翌朝を落ち着いて迎えられます。
冷蔵庫の電源を切るタイミング
冷蔵庫は引っ越し前日の夜に電源を切っておく必要があります。電源を切ってから霜が溶けて水が出てくるまでに時間がかかるため、当日の朝に切ったのでは間に合わないことがあります。電源を切る前に、残っている食材は食べきるか処分しておきましょう。庫内に水が溜まる場合はタオルを敷いておくと安心です。
前日に何もせず、当日に充電器を探し回った話
引っ越し前日の夜、「疲れたから明日の朝やればいいか」と思ってそのまま寝てしまいました。
当日の朝、業者が来る1時間前に目が覚めて、そこで初めて焦り始めました。充電器を出しておくのを忘れていたんです。「どの段ボールに入れたっけ」と思いながら、テープで閉じた段ボールを次々と開け始めました。
1箱目、違う。2箱目、違う。3箱目を開けたところで業者のチャイムが鳴りました。
「少し待ってください」と言いながら、まだ充電器が見つかっていない状態で玄関に出る羽目になりました。その後も気になりながら搬出の指示を出して、結局充電器が見つかったのは5箱目でした。
前日に当日バッグを作っておけば、こんな朝にならなかったのにと、業者を待たせながら心の中で思っていました。
「明日やればいいか」は、引っ越し前日には通用しないんだと身をもって学びました。
当日バッグに入れるものリスト
当日バッグとは、引っ越しの荷物とは別に手元に置く袋のことです。当日から初日に必要なものをここに入れておくだけで、「あれがない」という焦りがなくなります。
当日バッグに入れるべきものはこちらです。
- 貴重品:財布・通帳・印鑑・保険証・新居の鍵
- スマホ充電器・モバイルバッテリー:引っ越し当日はスマホをフル活用するため必須
- 着替え1セット:引っ越し作業で汗をかくので、着替えがあると安心
- タオル・バスタオル:初日のお風呂に必要
- トイレットペーパー:新居で最初に必要になる消耗品
- 飲み物・軽食:引っ越し作業中に水分補給できるものを
- 業者との契約書・引っ越しチェックリスト:当日の確認に使う
当日バッグは自分で持ち運ぶ
当日バッグは、引っ越しトラックに積む荷物とは完全に分けて、自分で持ち運ぶようにしましょう。トラックに積んでしまうと、新居に着いたときに荷物の中に埋もれてしまいます。自分の手荷物として持っていくことで、必要なときにすぐ取り出せます。
最後の荷造りと部屋の確認
前日の荷造りは「毎日使っていたものを詰めて終わり」です。当日バッグに入れるもの以外をすべて段ボールに入れてしまいましょう。
前日まで使っていたものは、翌朝起きてから使い終わったタイミングで詰めるのが基本です。歯ブラシや洗顔料は当日の朝に使ってから詰める、パジャマは翌朝着替えてから詰めるという流れで進めると、日常生活を維持しながら荷造りを完了できます。
段ボールの口はすべてテープで閉じておきましょう。「まだ何か入れるかも」と思って開けたままにしていると、当日の朝に何かを追加しようとして時間がかかってしまいます。
旧居の確認も前日にやっておく
引っ越し当日はバタバタするので、旧居の確認は前日にやっておくと安心です。
- 押し入れ・クローゼットの中:奥に何か残っていないか確認
- ベランダ:物が残っていないか確認
- 電気・ガス・水道のメーター:番号を写真に撮っておく
- 壁や床の傷:入居時に撮った写真と比べて確認しておく
これらを前日に確認しておくと、当日の退去立ち会いがスムーズになります。
前日の夜にやっておくと当日がラクになること
前日の夜にほんの少し準備しておくだけで、翌朝の動き出しが全然違います。疲れていても、これだけはやっておきましょう。
前日の夜にやっておきたいことはこちらです。
- 翌日の業者到着時間を再確認する:何時に来るかを把握して起床時間を決める
- 当日バッグをベッドの横に置く:朝一番に手が届く場所に準備しておく
- 着ていく服を出しておく:引っ越し作業に動きやすい服を選んで出しておく
- 鍵の場所を確認する:旧居と新居の鍵、両方あるかを確認する
睡眠も準備のうち
前日に徹夜で荷造りをしてしまうと、引っ越し当日に体が動かなくなってしまいます。「まだやることが残っている」という気持ちになりがちですが、当日バッグさえ作れていれば、残りは当日の朝に対応できます。前日の夜は早めに休むことも、大切な準備のひとつです。無理をして当日ぼんやりした状態で動くより、しっかり寝て万全の状態で臨むほうが結果的にうまくいきますよ。
まとめ:今夜、当日バッグを1つ作ることから始めよう
引っ越し前日にやることは、「残った荷造り・冷蔵庫の電源オフ・当日バッグを作る」の3つです。 この中で一番大切なのが当日バッグを作ることです。
この記事でお伝えしたことを、最後にまとめますね。
① 冷蔵庫の電源は前日の夜に切る 当日の朝では霜が溶けるまでの時間が足りません。前日の夜に電源を切って、庫内の食材を処分しておきましょう。水漏れ対策にタオルを敷いておくと安心です。
② 当日バッグには7つのものを入れる 貴重品・充電器・着替え・タオル・トイレットペーパー・飲み物・書類の7つが基本です。これをひとつの袋にまとめて、トラックには積まずに自分で持ち運びましょう。
③ 旧居の確認は前日にやっておく 押し入れ・ベランダ・傷の確認を前日に済ませておくと、当日の退去立ち会いがスムーズになります。メーターの数字は写真に撮っておくのも忘れずに。
今夜、まず当日バッグを1つ作ることから始めてみてください。袋を1つ用意して、充電器と貴重品を入れるだけでも、明日の朝が全然違いますよ。


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